健康

麦茶の効能と副作用!実は0でないカロリーや小麦アレルギーの注意点などをまとめたよ!

夏の飲み物の定番「麦茶」。

氷をたくさん入れたり、キンキンに冷やして一気に飲むその飲み方は実はNG。

うれしい効能もたくさんありますが、正しい飲み方をしないと副作用が起こってしまいますので正しい知識を身に着けて健康的に飲みたいものです。

実はゼロではないカロリーについてのカラクリや、アレルギーの注意点などをまとめましたので、参考にされてくださいね。

麦茶の効能

強い骨を作る「カルシウム・マグネシウム」が豊富!


麦茶には身体に必要な「ミネラル」が多く含まれています。

麦茶から摂取できる主なミネラルは、ナトリウム・マグネシウム・カルシウム・カリウム・リンですが、ナトリウム・カリウム・リンは、普通の食生活をしていれば不足する心配はありません。

特に注目したいのは「カルシウム」と「マグネシウム」です。

カルシウムとマグネシウムの組み合わせは、骨粗しょう症予防対策にもってこいの最高の組み合わせ。

また、マグネシウムは、激しい運動や強い精神的ストレスで消耗するため、現代のストレス社会では慢性的に不足しているミネラルです。

麦茶100mlに含まれるカルシウム・マグネシウムの量は以下の通りになります。

<麦茶の100mlあたりのカルシウム・マグネシウム量>
カルシウム2.0mg
マグネシウム3.3mg

え。こんな少し!?と思われますか!?そんなことはありません!

実はカルシウムの吸収率は悪く一般的には30%と言われていますが、麦茶などの水に溶けたミネラル成分は吸収率抜群!

麦茶のカルシウムは本当に侮ることはできません!

デトックス効果!


麦茶には体に必要なミネラルが多く含まれていますが、中でも突出して多く含んでいるのが「カリウム」。

カリウムには利尿作用があり、体内の余分な水分を出すのでむくみの改善になるほか、摂りすぎた塩分の対外排出も促します。

また、麦茶に含まれているGABA(ギャバ)は腎臓の働きをよくする成分でもあるため、塩分排出に2重の効果が。

摂りすぎた塩分は高血圧の原因にもなるのでしっかりとデトックスしたいものです。

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血液サラサラ成分「アルキルピラジン類・GABA」


麦茶のあの香ばしい香りは「アルキルピラジン類」という成分。この「アルキルピラジン類」が血液をサラサラにすると言われています。

また、同じく血行を良くするGABA(ギャバ)も含まれているため、血液サラサラに二重の効果があります。

血液がドロドロの状態がつづくと、心疾患や脳血管疾患などさまざまな病気の引き金になるだけでなく、肌が乾燥してシミ、クスミの原因になるなど、美容にも影響が出てきます。

さらに、アルキルピラジン類は疲労の際に体内に蓄積する乳酸の分解を促進するので、疲労回復にも効果があります。

健康促進のためにも、美容のためにも、疲労回復のためにも麦茶を常飲するのは本当におすすめです。

抗酸化作用「p-クマル酸」


麦茶には、抗酸化作用のあるp-クマル酸という成分が含まれていて、がんや脳卒中、心筋梗塞の原因にもなる活性酸素「ペルオキシナイトライト」を押さえる効果があるといわれています。

体温を下げる


麦茶の原料の大麦には身体を冷やす効果があり、夏場の身体のほてりに悩まされているときは、麦茶を飲むことで冷やす事ができます。

また、麦茶の利尿作用で、尿と一緒に体の熱が体外に排出されます。

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虫歯の予防


完全に予防できるわけではないのですが、麦茶には虫歯の原因となるミュータンス菌の働きを抑える作用があります。

まだ歯磨きがしっかりできない小さい子供や、つわりで歯も磨けない妊婦さん、間食などで歯が磨けない場合など、麦茶の飲用で虫歯を予防することができます。

胃の粘膜の保護


麦茶には胃の粘膜を保護・修復してくれる効果があり、食前に飲むとさらに効果が期待できます。ですが、食事中に飲むと胃液が薄まり消化不良の原因にもつながります。

前項でも記載しましたが虫歯予防にもなるため、食前か食後にのむのが効果的です。

実は0でない麦茶のカロリーと気になる糖質


「カロリーゼロ」と表記されている市販の麦茶。実はしっかりとカロリーがあることをご存じでしょうか?

麦茶のカロリーは100gあたり1kcalで、糖質は約0.3g。

消費者庁のガイドラインでは「100gあたり5kcal未満の熱量は0kcalと表示できる」と定められているため、このようなことが起きてしまうのです。

ごくごく少量なので気にする数字ではないのですが、いかんせんと現代はダイエットブームに糖質制限ブーム。

1リットルの麦茶を飲めば3gの糖質を摂取したことになってしまうので、厳密に計算している方にとっては知識として頭にいれておいた方がよいかもしれません。

麦茶は本当にカフェインゼロ?

結論から書くと、麦茶は本当にカフェインゼロです。

カフェインは摂取すると尿と一緒にカルシウムが排出されやすくなってしまうので、カルシウム不足を招く原因になります。

また、鉄分の吸収も妨げる作用もあるので、可能であれば避けたい成分。

緑茶・紅茶・ウーロン茶など、茶葉を原料としたお茶にはカフェインが含まれていますが、麦茶の原料は大麦やハト麦。

大麦やハト麦に含まれるカフェインの量はゼロなので妊娠中の方や小さなお子様も安心して飲んでください。

麦茶はグルテンフリー?小麦アレルギーでも飲んでいい?


小麦に含まれるたんぱく質は「グルテン」。一方、麦茶の原料である大麦に含まれるたんぱく質は「ホルデイン」です。

なので、結論から書くと麦茶はグルテンフリーなのですが、麦茶を飲むにあたって、小麦アレルギーの場合は注意が必要になります。

というのも、ホルデインの分子構造はグルテンと非常によく似ているからです。

また、グルテンに限らず、物質であればどんなものでもアレルギーを含め身体に合わない症状が起きる可能性があります。

小麦アレルギーで麦茶を飲める人は多くいるのですが、重度の場合や今まで一度も麦茶を飲んだことがない場合、心配な場合は必ず医師に相談をしてから飲むことをお勧めします。

麦茶の副作用

飲みすぎによるむくみ

麦茶にはカリウムやGABA(ギャバ)が含まれているので利尿作用がありデトックス効果があるのですが、一気に飲んだり・飲みすぎるとむくみの原因になり、東洋医学でいう「水毒」の状態になります。

自分にあった量を飲むようにしましょう。

冷やしすぎによる身体の冷え


麦茶の原料である大麦にはもともと身体を冷やす効果があります。

なので、さらに氷を入れたり、冷蔵庫でキンキンに冷やして一気に飲むと、身体が芯から冷えてしまいます。

身体の冷えは免疫力を落とし、代謝が落ちてしまいますので本当に危険。

特に妊婦さんは、冷たい麦茶は控えてください。

冷たい麦茶は、あくまでも夏場に体のほてりを覚ます目的でゆっくりと、たしなむ程度に飲んでください。

副作用が出ない麦茶の飲み方

せっかく優れた効果がある麦茶。正しい飲み方をして最大限にその効果を活かしましょう。

<副作用が出ない麦茶の飲み方>
(1)麦茶を冷やす過ぎないこと。
(2)常温で、できれば温かい方が効能を発揮しやすい
(3)一気に飲まず、ゆっくりと飲む
(4)食前・食後、空腹時に飲む。食事中は飲まない。

さいごに

実はゼロではなかった麦茶。ですが、正しい飲み方をすれば健康に美容に、本当にたくさんの効果・効能があります。

夏の暑い日でもなるべく常温で!

せっかくの効能を最大限に生かせるように飲み方を工夫しながら生活の中に取り入れていきたいものです。