子連れ家族旅行

超少ない!国際線上級者 友人の子連れ機内持ち込みバッグの中身は?

バイヤーをしているわが親友は、子連れで海外出張しまくりのとってもかっこいいワーキングマザー。

2021年現在、8歳・4歳の子供が2人います。

コロナになってからは子連れの海外出張はしていないようですが、コロナ前は生まれたばかりのちっちゃな子供を連れて、何度も何度も仕入れをしに海外へ行っていました。

フライト回数を聞いたら、「2018年は合計12回かな?」と言っていたのを覚えています。

5歳と1歳の小さな子供を2人も連れて国際線ってすげー・・・。

そんな彼女の自宅は、いつなんどきでも旅立てるように(?)デフォルトで旅の準備ができており、彼女の家に遊びに行った時、機内持ち込みバッグの中身を見せてもらったことがあります。

驚いたのはその荷物がとっても少ないこと!

実際に真似するかどうかは個人の判断になりますが、こんな事例もあるということで参考になればと思い、記事にまとめることにしました。

超少ない!わが友人の子連れ国際線 機内持ち込みバッグの中身は?

まず前提として、友人の場合は「最長8時間」「直行便のみ」だったということです。

なので、さらにフライト時間が長い場合やトランジットがある場合はについてはどうするのか?はわかりません。

とはいえ、「え!こんな少なくていいの?」とあまりにもの少なさにびっくりしたその中身は以下の通りになります。

(1)オムツ5枚
(2)お尻ふき
(3)ゴミ袋(BOS)10枚ほど
(4)個包装の粉ミルク
(5)使い捨て哺乳瓶
(6)水
(7)ジュースを入れるボトル
(8)ティッシュ
(9)棒がついた飴
(10)パスポート
(11)母子手帳など

あとは自分用に、財布、スマホ、ipad、、で以上。え?ってくらい少ないと思いませんか?

タオルは?ブランケットは?おもちゃは?絵本は?着替えは?

友人いわく「何度かフライトするうちに、不要だと分かった」のだそう。

「なんとかなる。機内でもらえる。誰かが持ってる。」とのこと。空港ではグランドスタッフが、機内ではキャビンアテンダントさんがなんとでもしてくれるのだそうです。

hikari
hikari
確かにそうかもしれないけど。。。私は子連れでこんな少ない荷物は勇気がいるなあ。。

とはいえ、彼女の機内持ち込みバッグの中身について順番に解説していきます。

(1)オムツ5枚

オムツが外れていない3~4歳以下のお子様であれば必須アイテム。機内には、一応5枚ほど持ち込んでいるそう。

5枚って少ないのでは?と思いますが「オムツって機内でもらえるんだよね~」とのこと。

友人が利用しているのはANAですが、オムツがもらえるかどうかをあらかじめ航空会社に確認しておくと余計な荷物を持ち込む必要がなくて良いかもですね!

(2)お尻ふき

ウエットティッシュがわりになるので、これこそマストアイテム。

(3)ゴミ袋(BOS)10枚ほど

ゴミ袋(BOS)は、実はこの私が友人におすすめしたゴミ袋。


うんちも生ゴミも臭わない。

本当におすすめだから、いろんなママ友にオススメしています。

我が家はいろんなサイズをストックしています。



(4)個包装の粉ミルク

友人の場合は、水で溶かせる個包装の粉ミルク「チルミル」をおすすめしています。

個包装であることがポイント。

母乳で育てているのであれば、粉ミルクさえ不要ですよね。

(5)使い捨て哺乳瓶

彼女が旅用に愛用している使い捨て哺乳瓶。ジャバラ式になっていて、伸ばして使うタイプです。「かさばらなくてすごく便利!」と友人は大絶賛しています。

災害時にもものすごく便利なのではないかな?と思います。


(6)水

本来、国際線はペットボトルの水はNGなのですが、ミルク用の水であれば、OKしてもらえるそう。

(7)ジュースを入れるボトル

これは便利!と思ったのが、こぼれないジュースボトル。

こんなのがあったなんて私は知りませんでした。もっと早く知りたかった。

こちらも子供用であれば国際線でもOKしてもらえるとのこと。

(8)ティッシュ

友人は「これも機内でもらえるんだよね〜」と言っていたけど、搭乗前後のこともあって、一応持ち歩いているそう。

(9)棒がついた飴

耳抜き用に。子供は飛行機での耳抜きが難しいので、必須アイテムなのだそう。

重要ポイントは「棒がついていること」。ミルクを飲む年齢の子供であれば、飴が喉につまる可能性があるので。

タイミングは、
・離陸時は、離陸直前。
・着陸時は、点灯サインついたあたりから

飴もいいけど、こんなアイテムもあるんですね。


(10)パスポート

友人は、家族全員分のパスポートをまとめてジップロックに入れていました。

ジップロック超便利!

(11)母子手帳など

こちらもパスポート同様、保険証やらなんやらをジップロックに入れていました。

ジップロック、何にでも使えて超便利!

どうしてこんなに機内荷物が少なくていいの?

それにしても少ない荷物。友人に「どうしてこんなに少なくて済むの?」と質問をして見ました。

おそらく私だったら、

・子供の着替え(少なくとも2セットは)
・絵本
・ブランケット
・おもちゃ
・常備薬
・フッドレスト

などなど、何か非常事態があったときのグッツ、子供が飽きないようにするグッツ、機内を快適に過ごすグッツをあれよあれよと機内持ち込み最大の大きさまで詰め込むと思います。

hikari
hikari
だって何かあったら困るもん。

しかーし!

友人には、その「何かあったら困る」という発想がまるでないんです。

順番に、友人が必要がないと言い切る理由を解説していきます。

(不要)子供の着替え(少なくとも2セットは)

子供の着替えこそ、子連れ旅行で何かあったときのために必須アイテムだって私は思います。いつもと違う環境で、おもらししたり、熱が出たり、吐き戻しがあったりの可能性は0ではないと思います。

ただでさえ機内は湿度や温度調節がいつもと違うのに、もしものことがなくても安心材料として必要だと私は思うのですが、友人は「あー、使うことないね。」とあっさり。。

そして、友人から発せられた驚きの一言は、「もし着替えが必要なら、機内のブランケットに包んでおけばいい。」

hikari
hikari
え?あ。なるほど?

まあ。確かに機内には余るほどブランケット、ありますが。。

「絶対に何かあったらキャビンアテンダントさんがなんとかしてくれる。」

とのこと。

んー。しかし、ブランケットに包んでおけばいい、とは名言かもしれません。

友人の名言:機内のブランケットに包んでおけばいい

(不要)絵本

私だったら、お気に入りの絵本を持ち込むと思いますが、友人は普段からこんなアプリを使用しているそう。

https://apps.apple.com/jp/app/id605346659

「機内モニターにも同じ絵本があるし」と言ってました。(ちなみに友人はANAユーザー)

それから、機内にあるパンフレットや世界地図も十分遊び道具になるそうで、絵本のように読んであげると、子供が喜んでくれるのだと言っていました。

(不要)ブランケット

私だったら、普段からお気に入りのブランケットや、寝るときに安心するグッツ(ぬいぐるみなど)を持ち込むと思います。

ですが友人は「そこは割り切る」と言っいて、家と機内が違うということを普段から言い聞かせているのだそうです。

確かに、言い聞かせって大事かもしれない。我が家は旅のお供にいつもお気に入りのぬいぐるみでしたが、あれは非常にかさばりました。

(不要)おもちゃ

私だったら、子供が飽きないようにと、いつもの安心するおもちゃを絶対に持ち込むと思います。ですが、友人は「機内でもらえるおもちゃがすごくいい!」とのこと。(友人はANAユーザー。)

シールブックやら、風船やら、折り紙やら。。子供は普段のおもちゃより食いつきが良いのだそうです。

(不要)常備薬

何かあった時にこそ必要な常備薬。友人は、こちらも「機内にある」の一点張り。

それと、友人は旅の一週間前から、親子ともども体調管理には十分気をつけるのだそうです。

・人混みに行かない
・睡眠を十分とる
・場合によっては保育園を休ませる

というシンプルな体調管理方法。それから、「普段から乳酸菌をとって免疫力をつけておく」と言っていました。

うちもラクティスを飲んでいます。


(不要)フッドレスト

フッドレストは私がお気に入りで、機内にいつも持ち込む代物なのですが、「こういう機内快適グッツ系はは一切持ち込まない」主義なのだとか。

機内=快適ではないという思考回路を一切捨てて搭乗するのだそうです。

もはや精神論の世界ですね。

友人は「国際線に乗れるだけでハッピー♪」と言っているほど、海外大好き。飛行機を降りた後の非日常のワクワクにフォーカスして乗り切る、と言っていました。

さいごに

友人の超少ない機内持ち込みバッグを参考にするかどうかは個人の判断になると思います。

ですが「とにかくなんとかなる」という大らかさこそが、長時間の空の旅を何事もなく、子どもたちを飽きさせずに乗り切る最大のポイントなのではないか?と友人の話を聞いていて感じました。

お母さんがピリピリ緊張している雰囲気って、子どもが敏感に感じ取るもの。

誰かを頼り、なんとかなる、という大らかさでもって空の旅を楽しみたいものですね。