妊活前は野菜や果物の農薬なんぞ気にせず食べていましたが、農薬が体におよぼす悪影響を知ってからかなり気にするようになりました。
可能な限り有機野菜や無農薬の野菜や果物を買うようにしていますが割高だし、果物に至ってはそもそも売っていなかったり。
本記事では、残留農薬が多い危険な野菜・果物ランキングのワースト1位の「いちご」を例に挙げて、野菜や果物の農薬の落とし方を取り上げています。
いちごにはどれだけの農薬が使われているの?
残留農薬が多い危険な野菜・果物ランキングのワースト1位の「いちご」。
どれだけの農薬が使われているのかというと、いちごを生産する際、農薬は大抵20~40回、べとべとにしたたり落ちるほどに農薬が振りかけられるそうです。
検査結果によると、使われている農薬の種類は60種類以上!
しかも日本の残留農薬基準値は甘く、いちごに関しては、
●アメリカ:0.6ppm
●EU:0.01ppm
●日本:3ppm
2014年に日本のいちごを台湾に輸出したところ、基準値を超える農薬と残留が認められない物質が検出されたというニュースがありました。
しかもいちごは表面に種があり凹凸があるので、そこに農薬が入り込んでしまうので、洗っても落ちにくいというデメリット付き。
まさに農薬にまみれた日本のいちご。
いちごなど野菜や果物の農薬の落とし方
農薬がプカプカ「ホタテのおくりもの」がすごすぎる!
アメリカのコネチカット州農業試験場が、以下のような実験を行ったそうです。
<実験>
野菜や果物を
(1)市販の農産物用洗剤を使って洗った場合
(2)ただの水で洗い流した場合
(3)洗わない場合
の3つで比較する
<結果>
(1)(2)は(3)洗わない場合と比較した時に、残留農薬の量は減っていた。
つまり、ただの水で洗い流せば、農薬は落ちるという事のようですが、(1)と(2)の違いがよくわかりませんよね?
ちなみに私は、以下の製品を使って野菜や果物の農薬を落としています。
そして、いちごを水でよく洗った後に「ホタテのおくりもの」に10分漬けた衝撃画像がこちら。
水の表面に油のような膜がプカプカ浮いているのがわかりますか!?
はい。これが農薬です。
つまり、いちごを水でよく洗い流した後でもこれほどの農薬が残っているということになります。
他の野菜で実験しましたが、アスパラにはあまり油の膜が浮いていませんよね!?いちごの農薬量がこれほどなのか!?と思うとぞっとします。
ピーマンもいちごと同じレベルでかなり農薬が使われているなーという感じ。
その他、私の感覚では外国からの輸入果物や、日本だとオクラなど沖縄が産地の野菜には膜がたくさん浮くなーと感じています。
その他農薬の落とし方
ワックス分の多い野菜やくだものは重曹やお酢を使って洗う方法があります。
重曹や酢はアルカリ性で、農薬は酸性であることが多いので中和してくれるのだそう。
野菜や果物を洗う際の注意点
野菜や果物を洗う際に注意をしてほしいのは、ヘタはとらずに洗う事!ヘタを取ってしまうと、野菜や果物の栄養が溶けだす、ヘタの部分から農薬が実に染み込むなどの逆効果が。
また、塩水や洗剤液はNG!とくに塩水は表面についた農薬が果肉に浸透してしまうそう。
それから、洗うのは食べる直前に。野菜や果物が痛みやすくなります。
さいごに
害虫被害を受けやすい野菜や果物は、どうしても農薬の使用頻度は多いという現状があります。残留農薬の基準値は定められていますが、手間をかけるにに越したことはありません。
私は水にプカプカ浮かぶ農薬を見るのが楽しいというのもあり、「ホタテのおくりもの」一択。
ぜひ、酢でも、重曹でも、ホタテのおくりものでも、アナタが気軽にできる方法を生活に取り入れて、家族の健康を守っていただきたいなって思います。