先日、仕事で日本とスリランカを行き来する友人に「サマハンティー」なるものをお土産に頂きました。
スリランカでは普通にスーパーに売っている代物らしいのですが、友人いわく、風邪のような初期症状を感じた時に立て続けに飲むとものすご~く効くのだとか。
ほんとかよ!?と半信半疑だったのですが、それは事実だったという件について、ブログにまとめてみたいと思います。
ちなみに、元気をサポートし、免疫力を高める効果が期待できるお茶としては、「チャーガ茶」もおすすめだったりします。

飲むアーユルベーダ!?
サマハンティーは別名「飲むアーユルヴェーダティー」と言われているそうです。「アーユルヴェーダ」は、5000年以上の歴史を持つインドやスリランカの伝統医学。
生活習慣の改善やデトックス、スパイスやハーブを使った食事やマッサージで身体のケアをしますが、その教えの元、厳選されたスパイスやハーブを使ってスリランカの製薬会社Link Natural社が作った飲み物です。
「サマハンティー」の成分と効能
「サマハンティー」には、なんと14種類のハーブとスパイスが入っています。
保存料・着色料・香料は一切不使用。しかもノンカフェインなので妊娠中や授乳中も安心して飲むことができますし、睡眠を妨げることはありません。
以下が原材料とその効能。14種類のハーブとスパイスについて、ひとつひとつ効能を記載しますが、はっきり言ってすごすぎます!
●きび糖:精製されていないため、カリウム・カルシウム・リンなどのミネラル分を多く含む。
●ウィッシュヌクランティ(Vishnukranthi):全身のバランスを整える
●シリテーク(Siritekku):心身の冷えを改善
●ファルスカルンバ(Venivel):抗酸化・抗菌・血行促進
●ジンジャー(Ginger):殺菌作用・血行促進・冷え改善
●アダトダ(Vasaka):リラックス効果・呼吸を深くし、ビタミン・カロチンを含む
●バッバーダガム(Pathpadagam):元気をサポート
●イエローベリードナイトジェイド(Katuwelbatu):癒し効果・リラックス
●ロングペッパー (ヒハツ)(LongPepper) :血行促進・むくみ改善
●ジャヴァガランガル(Galangal):肝臓や胃腸に
●ブラックペッパー(BlackPepper):デトックス効果・鎮痛・鎮静・健胃作用・体液循環を刺激
●クミン(Cumin):疲労回復・免疫アップ・皮膚や血管の老化予防・癒し効果・リラックス
●アジョワン(Ajowan):消化器と呼吸器の症状改善
●コリアンダー(Coriander):消化促進・胃腸内にたまったガスの排出を促進・抗菌・鎮静・便秘
●リコリス(Liquorice):アレルギー緩和 免疫アップ 粘膜保護・デトックス
「サマハンティー」の味は!?
好き嫌いが分かれるかもしれませんが、私は大好き!!いつもは私が勧める民間療法に全くといって良いほど興味を示さない主人もどっぷりハマってしまています。
とにかくとっても不思議な味。甘いのか辛いのかわからない。とってもスパイシーで、喉にダイレクトに来ます。
主人は味というよりも、喉がピリピリしてダイレクトに効いている感じがクセになっているのだそう。
<2020/8追記>
先日、主人が喉の痛みを訴える夏風邪を引いたときのことを追記します。
主人は、喉が強く痛みだしてからサマハンティーを飲み、のどの痛みがさらに悪化してしまったそうです。
のどや口、消化器系に強い炎症がある場合のサマハンティーの飲用は注意が必要かもしれません。
元気をサポート!「サマハンティー」気になる効果をレビュー!
即効性として、喉に効いているのがわかります。焼け付くように熱くなり、ピリピリッと来ます。そして身体がポッポと温まる。
主人は風邪をひくと2~3週間はのどの痛みや咳の症状がおさまらない人だったのですが、今シーズンは違いました。
今シーズンは3回ほど風邪かな?という感じになったのですが、すぐにサマハンティーを1日5回ほど飲んでいましたが、全くこじらすことがなく、スッと治ってしまいました。
普段は辛口評価の主人も、サマハンティーの効果を認めています。
また、主人は体温が35度台の低体温体質だったのですが、今年の新型コロナ騒ぎで毎日体温を測っていると、常に36度台をキープ。飲み続けているうちに冷えが改善されているようです。
「サマハンティー」は、日本でいう葛根湯のようなものだそうです。
私自身も体温が上がっているのを実感していて、生理痛も心なしか和らいでいるような。免疫力を上げるだけでなく、女性にぴったりのお茶だなって思います。
また、その他レビューを見ても評価が低いものは梱包の問題がほとんどで、冷え性・風邪・花粉症・喘息症状の緩和など、効果を喜ぶコメントがとても多くみられます。
「サマハンティー」のおいしい飲み方
そのままお湯に溶かして飲むととってもパンチが効いていて良いのですが、牛乳や豆乳と混ぜるとマイルドになります。
私は体質的に牛乳や豆乳がNGなのでアーモンドミルクに溶かして飲みましたが、チャイのようになってとっても美味しい!
さらにはコーヒーに混ぜるとスパーシーコーヒーに、炭酸水と混ぜると「ひやしあめ」のような懐かしい味に。
「サマハンティー」のデメリットや副作用
一番のデメリットは糖質。きび糖はカリウム・カルシウム・リンなどのミネラル分を多く含む素晴らしいお砂糖ですが、GI値が高く、糖質制限やダイエットに気を使っている方には気になる点だと思います。
GI値が低いてんさい糖にすればいいのにな~、、と個人的には思います。
参考までに、お砂糖類のGI値を調べてみましたが、どうしてもきび砂糖のGI値を探すことができませんでした。きび糖は黒砂糖を精製しているけれど白砂糖ほどは精製していないので、GI値は100~105ぐらいなのではないかと推測します。
<砂糖類のGI値>
●グラニュー糖…110
●氷砂糖…110
●白砂糖…109
●三温糖…108
●黒糖…99
●玄米水飴…98
●メープルシロップ…73
●てんさい糖…65
●ハチミツ…40~85(蜜源によって違う アカシア蜜はIG値40以下・・・蜂蜜の中ではお値段高めです)
●ココナッツシュガー…35
●アガベシロップ…28
また、コショウなどスパイスにアレルギー反応を起こす方、腸が動きすぎて腹痛を起こしてしまう人もいますので注意が必要です。
(追記)先述しましたが、主人が喉の痛みを訴える夏風邪を引いたとき、のどの痛みがさらに悪化してしまったことがあります。のどや口、消化器系に強い炎症がある場合のサマハンティーの飲用は注意が必要かもしれません。
「サマハンティー」購入の際の注意点
サマハンティーはスリランカのLink Natural社の製品ですが、サマハンティーをお土産にくれた友人いわく、日本で購入する場合、日本向けに成分を調整して販売されている場合があるとのことで、そういった製品は最大限の効果が期待できない可能性があります。
その点を注意して購入すればよいのではないかな、と思います。
さいごに
とっても効果・効能が期待できるサマハンティー。
糖質やアレルギーに注意が必要な方もいますが、大丈夫な方であれば体温が上がって元気をサポートし、免疫力が高まる可能性があるだけでなく身体にありがたい効能が本当にたくさんあります。
興味がある方は、お試しするだけでなく常飲したり、家庭の常備薬的にストックされてはいかがでしょうか?
わたしはサマハンティー、本当に本当にイチオシです!!!(↓こちらの「チャーガ茶」もおすすめだったりします。)
