富山といえば立山黒部アルペンルートですが、それ以外にも素晴らしい観光スポットがあることをご存知ですか?
その名も「称名滝」。なんと!落差が350mで日本一なんですよ!?
そんな富山が誇る日本一の滝「称名滝」に、6歳の娘を連れて行ってきたのですが、子どもとの素晴らしい自然体験になったので行った感想をレポートしたいと思います。
気になる
・行くまでの道のりのこと
・駐車場のこと
・トイレのこと
・食事のこと
もあわせて記事にしていますのでぜひご覧ください!
称名滝とは?
落差が日本一の滝で、富山でも有名な観光スポットの1つ。その落差は350m!!「日本の滝百選」にも選ばれています。滝の音が「称名念仏」を唱えているように聞こえたことから名づけられました。
水煙を上げながら一気に流れ落ちるその水量は毎秒0.5~2t、豊水期には100tにも達してしまうとのこと。
立山連峰の雪解け水が多く流れ込む春や水量が雨の日には、称名滝の右側にハンノキ滝が現れて2つの滝が流れ落ちます。
さらに水量が増した場合には称名滝・ハンノキ滝周辺にいくつもの小さな滝が 現れるたいへん珍しい光景に出会えることもあるのだとか。
アクセス
<住所>
●〒930-1406 富山県中新川郡立山町芦峅寺 称名平
<車で>
●北陸自動車道立山ICから車で約50分。その後徒歩30分。
※無料の駐車場が247台あります。
写真は駐車場。10月の雨の日の休日でやや余裕があるくらい。天気が良い場合は待ち行列ができる可能性があると思いました。
<電車・バスで>
●立山地方鉄道立山駅から称名滝探勝バス称名滝行きで約15分。その後徒歩30分。
●料金:片道 おとな 500円(こども250円)
●本数:7時~16時まで、だいたい約1時間に1本の頻度でバスが出ています。
※2020/1時点での情報です。
詳しい時刻表は、立山黒部アルペンルート公式HPをご覧ください。
こんな感じのバスが走っていました。
通行可能時間帯
称名滝を見にいくまでの道のりには、通行可能時間帯がありますのでご注意ください。
●4月下旬~6月 7:00~18:00※
●7月~8月 6:00~19:00
●9月~11月 7:00~18:00
※雪解けの状況で通行可能開始日が変わってくるようです。かつて、2011年にはゴールデンウィークに通行した記憶がありますが、2019年は、5/15から通行開始となっていました。
称名滝までのハイキングスタート!
称名滝までのハイキングスタートです!正式には「称名滝探勝路」というそう。
日本一の滝を見るまで歩いて30分。がんばるぞ!
駐車場の横にはトイレが。ここから1時間以上は帰ってこれないので、初めにお手洗いを済ませてしまってもよいかもしれません。
詳しく見ませんでしたが、「称名滝資料館」なるものも。
称名滝探勝路の入り口にあるレストハウスには「愛の杖」なるものが貸し出しされています。
ここからは歩いてしか通行できません。自転車も通行止め。
ただし、ベビーカーはOKなのか、とても小さなお子様連れの観光客はベビーカーで称名滝に向かっていました。
まずはひたすら坂道
この日はあいにくの小雨。
まずはひたすら坂道を上ります。
坂道なのですが、舗装されているのでとても歩きやすい!
空気がめちゃめちゃおいしいし、紅葉前だったのですが、緑もきれい!
川の水もきれい!
15分ほど坂道を登ったでしょうか。。
道路に「あと1000m」と刻まれた案内が励ましてくれます。
中間地点
中間地点に到着!
「大日岳登山口」なるものを発見。
ここからは道が少し平坦になって、周りの景色を楽しめます。
平坦な道を5分ほど歩いたでしょうか。。かな~りいい感じの運動になって身体もぽかぽかと温まってきます。
右手に滝が見えますが、これは称名滝ではありませんよ~。
ふたたび坂道
ふたたび坂道が。。
休憩所のようなものがあって、お弁当なども食べられそう。ここにはトイレもありました。
あと少し!!
称名滝までのハイキングコースはとっても良く出来ていて、最後の最後まで日本一の滝が見られないようなコースになっています。
この日は雨でしたが、霧のように滝の水しぶきが飛んでくるのと、地響きのような音がすでに聞こえました。
こちらは「称名橋」。
この橋の向こうには、富山が誇る落差日本一の滝が!!
もうすぐ滝が見られる!!
到着!!
称名滝に到着!!
称名滝のド迫力が写真では全くもって伝わらないので残念過ぎる!!
水煙を上げながらゴゴゴゴゴゴゴォォ~~~と滝つぼに一気に水が流れ落ちるその音や、水しぶきの臨場感が写真では伝わらず残念。。
水がきれい~。
滝との反対側の様子。
さらに階段を上ります。
この上には展望台と、写真スポットが。
中間の写真スポットで撮った写真がこちら。
さらに上の展望台で撮った写真がこちら。
レストラン称名の肉うどんが最高にうまい!
称名滝探勝路の入り口にある「レストラン称名」。簡単なお土産売り場とレストランが一緒になっているお食事処で、ソフトクリームやアイスクリームも食べられます。
広~い店内。注文も、返却もセルフサービス。
自動販売機で食券を購入して注文。
水もセルフサービス。
すべて食べかけの写真でごめんなさい!主人は肉うどんを注文。
私が注文したのが牛丼。普通においしいけど、ご飯の量が多すぎて残してしまいました。。
娘はラーメンを注文。富山ブラックがここ称名滝でも楽しめますが、とてつもなくしょっぱいです!!!
やはり称名滝ハイキング後の肉うどんはテッパンだと思いました。
さいごに
今回称名滝に行ってみて感じたことは、子連れだけでなくお年を召した方と多くすれ違っとこと。
片道約30分のハイキングコースは子どもだけでなく、お年寄りにも楽しめる最高のレジャースポットだと感じました。
そして、やはり子供にはホンモノを見せるべきだと痛感。
というのも、娘には行く前に写真で称名滝を見せていたのですが、そのときは薄~い反応、、。
しかし!実際にド迫力の実物を目の前にして、大自然の素晴らしさを体感したのでしょう。階段を上ったり下りたり、写真を撮れと大はしゃぎ!!
さらには滝つぼをじーーーっと眺めて、「あそこに落ちたら死んじゃうよね。。。」とも。
自然のすごさも、美しさも、怖さも体感できた素晴らしい体験だったようでした。
ぜひ、素敵なハイキングに、子供の自然体験学習に、ぜひ称名滝にいかれてみてください!!