園芸・家庭菜園

実験!芽が出たグリーンピースを植えたら実がなった!!

スーパーで購入した「さや付きのグリーンピース」。

ゆでる前にさやを開いてみたら「芽が出ている!!」って経験はありませんか??

本記事では
・芽が出たグリンピースは食べられる?
・芽が出たグリンピースは植えてみたらどうなるの?
・園芸初心者がグリーンピースを育てて学んだこと

について記事にしています。

私は今でこそ趣味で園芸をやっていますが、園芸を始めるきっかけとなったのがこの「スーパーで購入した芽が出たグリーンピース」を育ててみたこと。

子どもと一緒に育てたので、食育にもなってすごく良い経験でしたよ!

初心者の記録ですので正式な育て方とはまったく異なりますが、チャレンジしてみた実験記録としてどうぞご覧ください!

芽が出たグリーンピースは食べられる?

まず、芽が出たグリーンピースを発見して一番初めに迷うのは「食べられるのかどうか?」ということ。

結論から言うと食べても問題ありません。

ジャガイモの芽は毒性をもちますが、グリーンピースの芽には栄養が含まれるそう。ちなみに豆苗は「グリンピース」の新芽です。

ただ、芽が出ると芽に栄養分をとられてしまうため、豆の部分はスカスカになって美味しく食べられません。

グリーンピースに限らず、芽は伸びるスピードは非常に速く、みるみると発芽してしまいます。なので購入したらすぐに調理をして食べるか、グリーンピースの場合は、ゆでて冷凍保存するのがおススメです。

芽が出たグリンピースは植えてみたらどうなるの?

では、初心者が「芽が出たグリーンピースを育てた実験記録」を発表しますね。

はじめに結果を書いてしまうと、種を土に植えてから約1か月後に見事「さやえんどう」の収穫に成功しました!!!

グリーンピースを栽培してみて初めて知ったのですが、グリーンピースは「さやえんどう」⇒「スナップエンドウ」⇒「グリーンピース」の順に出世するそうです。

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グリーンピース栽培記録(はじめに)

全体スケジュール

はじめに、芽が出たグリーンピースを栽培した全体スケジュールについておおまかに記載します。

(1)4/13~4/20 種の水栽培
(2)4/20 葉が出た種の植え付け
(3)4/20~5/15 手入れ
(4)5/16~ 収穫

といった流れでした。ちなみに、正式には秋(10月ごろ)に植え付けをして、春(5~6月ごろ)に収穫するそう。今回は冬越しを端折ったかんじでしょうか。

準備したもの

特別に準備したものは以下の4点になります。

・エコポットプランター6号サイズ
・ラウンド型プレート
・市販の培養土(2リットル)
・軽石

※軽石は植替え時に土と簡単に分別できるので、ネット入りが断然使いやすいですよ!





すべて、近所のホームセンターで調達しました。

ちなみに後から調べたことですが、家庭菜園の場合は深さ15cm以上のプラスチックの長四角いプランターがベストらしいです。

また後述しますが、実を次々と成らせるには肥料も必要だったな、と思っています。

ただ今回は完全無農薬でグリーンピースを育てたとうことでよい経験をしたな、と思っています。


環境

我が家は、野菜を育てる庭がありません。あるのはベランダ(南側)と窓辺(東側)と、玄関の少ないスペースだけ。

なので今回は東からの朝日がばっちり入る窓辺で育てました。その面積は15cm×60cm(狭っ!)

ちなみにグリーンピースは日がよく当たる場所が育成に適しているそう。

グリーンピース栽培記録

(1)種の水栽培

いちばんはじめに、芽が出たグリーンピースを水につけて小さな葉っぱが出るまで育てました。業界用語で「芽出し」というそうです。

ガラスの容器に種が浸かるくらいまでの水を入れて、放置すること8日間。

<4/13の様子>

<4/17の様子>

4/20に小さな固い葉っぱが種から出ていたので土に埋めることに。

ちなみに「芽出しは冷蔵庫に入れて、、」と専門書には書いてありますが、私はそのまま常温で放置しました。

(2)芽が出た種の植え付け

芽が出た種を土にうめます。

丸鉢に2cmほど軽石を敷き、培養土をかるく入れます。土はぎゅーっと入れずに、軽くふわふわっと入れるのがポイント。

4/20元気がよさそうな種を4つ選んで5cmほどの間隔をおいて種を土に埋めました。

<4/20の様子>

(3)手入れ

いよいよ手入れです。水やりは朝1回だけ。正式にも、乾かし気味に育てるのがよいのだそう。

みるみる成長します。

<4/24の様子>

<4/27の様子>

なんと!種を埋めてから19日目に白い花が咲きました。
<5/9の様子>

拡大してみると、、、可憐!美しい!

花の中から、さやえんどうのカワイイカワイイ赤ちゃんが!!
<5/11の様子>

どんどん成長。鉢植え内の株は「どこに伸びていけばよいか分からない!」といった様子だったので、割りばしを使って支柱を立てました。

<5/13の様子>

花が落ちて実が次々と成ります。

(4)収穫

グリーンピースはを育ててみて初めて知ったのですが、グリーンピースは「さやえんどう」⇒「スナップエンドウ」⇒「グリーンピース」の順に出世するそう。

「このまま大きくなるスペースがない」「根っこがどんどん詰まっていって、成長しそうにない」という素人判断で、さやえんどうの時点で収穫することに決定。

種を土に植えて26日目でついに収穫!
<5/16収穫!>

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反省

このあとは次々に花が咲かず、実を収穫することはできませんでした。

原因は
・スペースが狭い
・追肥をしていない
といったことが挙げられると思います。

成果

今回、同じ丸鉢で2鉢育てました。蒔いた種の数が8個に対し、収穫できたのはさやえんどう18さや。

軽くゆでて、ミニサラダに入れました。

柔らかくて、繊細な触感。自分で楽しく育てた野菜がいとおしくって、大事に大事に食べたくなる。本当においしかった!!

芽が出たグリーンピースを育てた感想

まったくの初心者が、何の事前知識もなく、とにかく当たって砕けろ!でチャレンジしてみましたが、大満足の結果となりました。

子どもと一緒に成長の過程を観察したのですが、約1か月という短い期間の中で、芽が出て、葉が伸び、花が咲いて、実が成るという工程を見られるというのがすごく良いです。

とてもよいコミュニケーションになるし、子どもの感性を磨くことができる素晴らしい体験だったと思います。

また、植物の成長の過程を楽しむこともよかったのですが、土に触れたり、葉っぱに触れたり、植物と触れ合うことは本当に心の癒しだったし、毎日の楽しみでした。

それから、完全無農薬野菜は本当に値段が高いですが、なぜ値段が高いのかということを自分が経験してみてはじめてわかったし、農家の方への感謝の気持ち、食べ物への感謝の気持ちもうまれました。

さいごに

私はこの経験をきっかけに園芸が趣味になっています。

収穫を終えるたびに「次は何を育てようかな~」、、と楽しくてたまりません。

子どもの食育にもなるし、親子のコミュニケーションにもなるし、本当におススメの園芸。

グリーンピース(さやえんどう)の栽培は子どもや初心者にはすごくおススメですよ。

機会があればぜひあなたにも体験していただきたいな~って思います♪

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