園芸・家庭菜園

カーネーションの鉢植え 花屋から聞いた丈夫で高品質な株の選び方7つのポイント!

「母の日のカーネーションあるある」として代表的なのが「長持ちしない」ということ。

かくいう私も一昨年の母の日、娘からカーネーションの鉢植えをプレゼントされましたが、見事に枯らしてしまいました。

我が家の一駅先に、いつも長もちする花を販売しているフラワーショップがあるのですが、思い切ってカーネーションの鉢植えを長持ちさせるポイントを質問してみたところ、「株の選び方」と「管理の仕方」に秘密があることを教えていただきました。

本記事では丈夫で高品質なカーネーションの「株の選び方」について、花屋さんから聞き出したことをまとめています。

カーネーションの選び方のポイント1「値段」

もっともわかりやすい判断基準なのが「値段」。

値段が安い(1000円~1500円)ものは、やはり品質がよくない可能性が高いとのこと。

以下に高品質な鉢を見分ける具体的なポイントを挙げますが、2000円以上のものであれば品質の高い鉢に当たる確率がぐっと高くなるそうです。

カーネーションの選び方のポイント2「つぼみ」

「カーネーションのつぼみがそのまま咲かずに終了」というのはよくある話。

つぼみの数についても「多い方がよい」「少ない方がよい」など正反対の情報も出回っていますが、実は大事なのは「つぼみの数」ではありません。

最も大事なのは「つぼみの固さ」です。

軽く触ってみて、中に花びらがしっかりと詰まっている固いつぼみがたくさんついている株がよい株です。

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カーネーションの選び方のポイント3「葉と花」

葉や花を触ってみて、プラスチックのようにゴワゴワとした質感の株がよい株である証拠です。

逆に、ふにゃっとした質感であれば、長持ちしない可能性が高いそう。

カーネーションの選び方のポイント4「根」

鉢を軽く揺らしてみて、ぐらぐらと揺れるものはあまり良い鉢ではありません。

「揺れる」ということは、根がしっかりと張っていない証拠です。

カーネーションの選び方のポイント5「茎」

鉢の葉っぱが密集している中をのぞいてみましょう。

中をのぞいてみて、スカスカなものは良い鉢ではありません。

ぎっしりと青く密集していて、茶色く枯れている部分が少ないものを選びましょう。

カーネーションの選び方のポイント6「重さ」

鉢を持ってみましょう。

重ければ、根・葉・つぼみがぎっしりと詰まっている証拠になります。

根・葉・つぼみがぎっしりと詰まっているイコール高品質な鉢である証拠です。

カーネーションの選び方のポイント7「タグ」

農家がこだわって作っている鉢は基本的には長持ちをします。

そういった鉢にはだいたいタグがついていて例えば「長持ち」とか「長く楽しめる」とか「自然開花栽培」といった表記があるはずです。

じつは母の日用に店頭に並んでいるカーネーションは、温度調節などをして母の日に合わせてむりやり花を咲かせている鉢がほとんどです。

ですが、タグが付いている場合は母の日にあわせて花をさかせようとはしておらず、長く楽しめることを追求した商品なのでほんとうに丈夫で高品質。

ただし、値段が3000円以上するなど、高価な場合がほとんどです。

ですがせっかくの贈り物。高価でも長く楽しんでもらいたいのであれば、かなりおススメかもしれません。

さいごに

カーネーションは春・秋の2回咲きます。

そして、毎年花を咲かせる「多年草」なので、ずっとずっと花を咲かせ続けることもできるのだとか。

母の日にプレゼントされたカーネーションが、いつまでも咲き続けるって、かなり素敵ですよね!?質の高い株であれば、そうなる可能性は十分。

ぜひ、購入の時点で丈夫で高品質なカーネーションの株を選んで、きれいなカーネーションを長持ちさせてくださいね。